2016.12.21(水) 年越しそば打ち体験&食す
5月に畑に植えた「そばの実」が成長し、10月に収穫し、そばの実を乾燥させて「石うす」で挽きました。そのそば粉を使い、本日、「手打ち蕎麦 ぼちぼち」豊田剛一様ご夫妻の協力を得て、そば打ち体験&食事をさせていただきました。
 3,4年生は、「ゆでる」以外のそば打ち工程を全員が全て体験しました。中には、豊田様はじめ、皆が驚くような伸ばし棒さばきを見せてくれた女児もいました。初めての体験でありながらセンスを感じました。全員が約2時間に及ぶ作業の後、豊田様ご夫妻がゆでてくださり、美味しく、食させていただきました。
 豊田様ご夫妻には、ご多忙の中、温かく子どもたちをご指導いただきましてありがとうございました。
 食育指導が至るところで行われていますが、本校の3,4年生は、種まき→刈り取り→そばの実取り→乾燥→粉挽き、そして、そば打ち→食するといった活動の連続を通して、「食の大切さ」を学ぶことができました。
2016.11.17(木) そばの実を石うすで挽きました。
10月19日に他の野菜とともに収穫した「そば」から、叩いて「実」をおとし、自然乾燥させ、今日、天栄村に「地域おこし協力隊員」として来てくださっている星崎さんを講師に迎え、3,4年8名が、湯本地区智恵子邸に保管されている「石うす」を借用して「そばの実」を挽きました。
 子どもたちにとっても先生方にとっても初めての体験で、ウキウキワクワクでした。始めに説明を受け、石うすの上部の穴にそばの実を少しずつ入れながら石うすを回していくと、石と石のすき間から「ソバ粉」が少しずつ削り出されてきて下にたまりました。これらの変化の様子を見ながら子どもたちは大きな歓声をあげていました。
 ここで挽いたそば粉は、12月に年越しそばとしてみんなで食する予定です。
 5月に畑に植えたそばの実が成長し、10月に収穫し、そばの実を乾燥させて、石うすで挽いて、最後に食する一連の流れは、子どもたちに食の大切さを教えています。
201610.31(月) ヤーコンを収穫しました。
3,4年生が、天栄村特産物「ヤーコン」を収穫しました。今年も、大きなヤーコンを収穫することができました。一緒に活動してくださった用務員さんに感謝です。また、調理員さんがそのヤーコンで酢の物を作ってくださいました。シャキシャキしてとてもおいしかったです。感激です。なお、収穫したヤーコンは、週末に予定されている地区文化祭に農産物として出品します。
2016.10.19(水) 畑の作物を収穫!
学校園から大きな歓声があがりました。子どもたちが今まで育ててきたサツマイモの収穫です。
悪戦苦闘しながら、大きく成長したサツマイモを掘り起こしていました。今年も大きく成長しました。21日の収穫祭が楽しみです。
2016.10.21(金) ゆもとっ子祭り(※地域の皆さんと共に収穫祭開催)
本日、紅葉美しい、晴天に恵まれた中、湯本支所様協力のもと、「ゆもとっ子祭り(収穫祭)」が行われました。
NPO法人「湯田組」様のご指導・協力を得て取り組んだ「棚田」で収穫できた「コシヒカリ」を釜で炊き、学校園で収穫したサツマイモ、ジャガイモ、ヤーコンなどを使ってシーフードカレーを作り、ヤーコンの酢の物とヤーコンごまドレサラダもそえて、子どもたち、保護者、地域の方々と共に、食しながら収穫を祝いました。
今年度初の試みでしたが、30名超の地域皆さんが子どもたちと関わりを持ってくださり、一緒にご飯を炊き、カレーを作る中で、「おばあちゃんの知恵」に触れることができ、炊きあがったご飯は銀色に輝きたっていました。保護者の皆さんからも、炊きあがった米の美しさに歓声があがるほどでした。新米の甘みは格別でした。子どもたちと保護者と地域のおばあちゃんが調理、会食を通して、心の交流を深めることができたように思います。また、食後には、肩をもんであげたり、会話をしたり、和気あいあいの雰囲気がありました。
皆様のご協力に感謝致します。湯本支所長様をはじめとする職員の皆様、地域の皆様の送迎等でご尽力をいただきありがとうございました。

地域の方から新種のミニトマト「天姫」をいただきました。後片付けを全ておえて、みんなで味わいました。サクランボのような色・つや・形、疲れの取れる甘さを味わい、子どもたちも感激でした。ありがとうございました。
2016.10.13(木) 「棚田」で稲刈りを体験!
晴天に恵まれ、本日9:30~12:00稲刈りを5,6年生が行いました。棚田はぬかるみ状態でしたが、子どもたちは、短時間で棚田全ての稲刈りをNPO法人「湯田組」の皆さんのご指導、ご支援のもと無事に終了することができました。ご多忙の中、ありがとうございました。
ここで収穫した米は、21日開催の「ゆもとっ子祭り」(収穫祭)で児童、保護者そして地域の皆様と一緒に食します。
2016.7.31(日)「河内川でイワナつかみ」を体験!
本日、晴天のもと、豊かな自然と触れ合いながら、PTA主催「イワナつかみ&親子スナッグゴルフ大会」がおこなわれました。
学校脇の「河内川」に設けられた自然の流れを生かした「イワナつかみの生けす」には、100匹を超えるイワナが漁業組合のご支援により放され、イワナを清流を泳ぐ姿を観察した後に、イワナつかみをおこないました。

各自捕まえた「イワナ」は、子どもたち、保護者の皆さん、先生方とともにさばきました。捕ったイワナをさばく前にイワナの「命をいただく」ということを全員で学習して臨みました。さばきながら、イワナの心臓をはじめ内臓を見るなど、小学校の学習では学習できない学びもしました。

その後、真水で綺麗にイワナを洗い、竹串にさして、炭火でじっくりと焼きました。尾びれ、背びれ、胸びれにしっかり食塩をつけ、焼き上げました。
河原で、魚を捕り、さばき、焼く、そして、焼きたてを食することは、中々できない体験です。貴重な体験をすることができました。

その後、保護者の見守る中で、川での水遊びをしました。そのはしゃぐ姿は、湯本の原風景のような様子でした。
魚を食した後は、親子スナッグゴルフ大会です。校庭にセッテイングされた5ホールをまわりました。PTA会長さんの試打式に続き、親子で楽しみました。全国大会出場組は、ホールインワンを2名の子どもが達成し、実力を見せつけました。親子でスナッグゴルフに興じることができ笑顔が溢れていました。
最後に、2度目に焼き上がったイワナを食しながら、昼食をとりました。思い出に残る1日となりました。ご協力いただきましたPTAの皆様、諸団体の皆様に感謝申し上げます。
2016.7.15(金) 「棚田」で生き物観察!
 5,6年生は、総合的な学習の時間に、田植えをした「棚田」において「田んぼに住む生き物」観察をおこないました。当日は、NPO法人「湯田組」の星 昇さんのご指導をいただきました。各自のタブレットを持参し、生き物の姿を写真や動画に収めてきました。考えていた以上に沢山の生き物が生息していることを知ることができました。ありがとうございました。
2016.7.7(木) 岩瀬湯本郵便局の協力を得て授業実施!
「手紙の書き方」の授業を3,4年生で実施しました。講師は、岩瀬湯本郵便局長 星健治様です。手紙を書くことが少なくなり、手紙や葉書の宛名の書き方も知らない子が増える中で、本校では毎年、日本郵便岩瀬湯本郵便局長様のご理解、ご協力を得て行っております。
ご指導のもと、「相手のことを思い浮かべ、話しかけるように丁寧に書く」ことを心がけ、暑中見舞いの葉書を作成しました。楽しい学習となりました。
2016.6.27(月)県警音楽隊による華麗なる演奏を地域で堪能!
湯本小学校、湯本中学校無事故3000日を本日迎えました。温かく見守ってくださっている地域の皆様のご協力のお陰と感謝申し上げます。
本日3000日達成を祝い、福島県警察音楽隊の皆様をお迎えすることができました。
音楽隊の演奏の第1部は「吹奏楽演奏」を楽しませて下さいました。小学生、中学生、地域の皆様と鑑賞する年齢層の広かったのですが、「古関メロディー」をちりばめてくださり、聴いている全てが音楽に浸れる素晴らしい時間を提供いただきました。

第2部は、「華麗なるドリル演奏」を見せて下さいました。楽器を演奏しながら隊形を変えていく様を見て、子どもたちも瞳を輝かせていました。また、アンコールにも応えてくださり、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を演奏してくださいました。子どもたちの大ノリでした。

最後に、小中学校の代表と「ふたまたきつね」より白岩隊長様はじめ音楽隊の皆さんに感謝の気持ちを込めて、天栄村特産品を贈呈させていただきました。音楽隊の皆様には、遠路、湯本までお越しいただき、華麗なる演奏をお聴かせいただけましたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
次に、本日のプログラム第2部では、福島県警察交通機動隊白河分駐隊 小沼隊長様他1名の隊員の方にお越しいただき、「白バイの模範走法」をコミュニティーセンター前で見せていただきました。はじめに、白バイについての機能についての説明や子どもたちの質問に答えていただきました。その後に「スラローム」や「8の字走法」などを披露してくだいました。子どもたち、地域の方々より大きな拍手がわき起こりました。子どもたちは、白バイに興奮でした。

感謝の意味を込めて小・中学校の代表と「ふたまたきつね」から天栄村特産品を贈呈させていただきました。湯本までお越しいただきましてありがとうございました。
最後に、須賀川警察署交通課の三瓶様他1名、天栄駐在所様よりご協力をいただきました。須賀川警察署のパトカー、白河分駐隊の白バイへの試乗体験をさせていただき、皆さん大満足でした。
このような記念すべき1日の演出にご尽力いただきました、國井湯本駐在所長様、星湯本支所長様、楽器運搬、会場後片付け等にご協力いただきました保護者の皆様に改めて感謝申しあげます。ありがとうございました。今後とも、交通事故等に気をつけた日々を過ごして参ります。
2016.6.9(木) 地域の協力を得て、「棚田」で田植え
日本には、田んぼが約250万ヘクタールあると言われています。その内の約22万ヘクタールが「棚田」だそうです。稲作の大規模化・機械化が進み、傾斜の強い棚田では、機械化は捗らず耕作放棄されたりして荒廃していくところが多くなりました。加えて、政府の減反政策や、消費の減少、農家の高齢化などで、棚田の約40%近くが耕作放棄地となっていると言われています。しかし近年、「食糧生産」「保水」「洪水調整」「国土保全」「生態系保全」「保険休養」など棚田が持つ機能が見直され、棚田保全の機運が高まってきました。
今年は、複式学級5,6年生の社会科では「農業」を学ぶ年になります。そこで、湯本地区に現存し、地域の皆さんが保全に努めている「棚田」を使わせていただき、稲作について学ぶことにしました。本日、特定非営利活動法人「湯田組」、中山間地域の皆様のご協力を得て、田植えを体験させていただきました。これから、日本の農業「米づくり(稲作)」を学んでいきます。今後とも、よろしくお願いいたします。
◆活動スナップ◆
◇平成28年度の実践◇

◇学校課題解決のための【3本目の矢】

 〇施策3〇・・・「湯本の宝である子ども」を地域の力で育てる。

  本校のある湯本地区は、過疎化が進み、子どもたちが住んでいる地域は、限界集落まで来ています。しかし、地域のまとまりは強く、学校への支援、協力も大きいです。地域に存在する多くの人材活用を図るため「学校教育及び地域づくり交流連携に関わる協定書」を地域の各種団体と連合で締結し、より強固なものとして、総合的な学習の時間に学年テーマを持って学習する「湯本学」「地域環境学習」「伝統行事への参加」等の活動を通して、地域の人との心の交流を深め、郷土に誇りを持ち続けられるようにしたいと考えています。

 ●2016.5.8 福島民報新聞 掲載記事より.tif